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■ 柚餅子(ゆべし)
当店で販売している丸ゆべし、棹ゆべし、玉ゆべしで是非お試し下さい。
伝統色が非常に濃い和菓子、『柚餅子(ゆべし)』の美味しい食べ方をご紹介します。
柚餅子とは・・・
各ゆべし商品の商品ページにも記してありますが、柚餅子とは大変歴史のある和菓子です。
そもそも和菓子とは、古書にもありますが、葛根及び米粉に果実の糖液を混入して蒸し上げ、これを焼き又は橘の実の中をくり出して入れ、再び蒸し上げたものを菓子と名付けたと言われています。由来としては、桓武天皇の延暦23年に空海上人が唐から持ち帰られたことから菓子作りが始まったとされています。
ゆべし(柚餅子)とは、ユズを用いた加工食品のひとつです。
源平の時代に生まれたとも伝えられ、菓子というよりも保存食・携帯食に近いものであったとされ、時代と共に現在のようなお菓子へ変化したといわれています。
ゆべしの代表的な一品は『丸ゆべし』です。
柚子の実の上部を切り取り、そこから中身をくり抜いて柚釜を作り、そこにユズの果肉、もち米粉、上新粉、白味噌、砂糖などを混ぜたものを入れて蒸したものです。蒸しと乾燥を20〜30回、飴色になるまで繰り返す製法のため3〜4ヶ月の期間を要します。
(常温で比較的長期保存が可能なのは、この製法だからこそのものです。)
また、柚釜に使用されるユズも傷のない、上質なものが必要とされるため、贅沢な茶
菓として茶席で供される機会も多いです。
丸ゆべしの代表的な産地として、ここ輪島市が有名になったのは、輪島塗の行商人が携行食として、また顧客への手土産として広まったといわれています。
それでは、この丸ゆべしの美味しい食べ方の一例をご紹介します。
■ゆべしは蒸すと美味しくなりますが、一般家庭で蒸し器は気軽にセット出来ません。
そこで、炊き上がったばかりのご飯釜を利用します。
(1)丸ゆべしを薄くスライス状に切る。(固いので包丁が入り難いですが、そこは頑張って!)(2) 炊飯器の中に小さく(1)を5分ほど置く。以上で出来上がりです。
すると透き通るような綺麗なお菓子が出来上がります。
■蒸すことが一的な食べ方となっていますが、
軽く火で炙ってお召し上がりいただくこともお薦めします。
炙ることにより、ゆずの香りが強く出てきます。香りを充分お楽しみいただけます。
■ゆず本来の香りと味を閉じ込めているのが丸ゆべしです。
柚子の入った一品ものといえば、茶碗蒸しやお吸い物。
柚子本来の上品な香りと味をより一層強めたい時は、この丸ゆべしを利用して下さい。
■天ぷらにしても大変な珍味です。
丸ゆべしを薄くスライス状に切り、薄い衣をつけて天ぷらにする。
または、桜エビ、子ニボシ等と一緒に揚げてかき揚げにしても珍味です。
ゆべしが完成するまでの工程は非常に手間暇がかかります。
が故に価格も普通の和菓子感覚よりは高い商品です。
高級菓子としても有名なゆべしですが、
事実、有名処の高級料亭でも使われています。
料亭では主に茶碗蒸しや薬味として使われいるところが多いようです。
日本に菓子が伝来した頃から、その容姿や工程が守られている『ゆべし』
この機会にぜひ一度ご賞味下さい。 |